「マーケティングとは商品の戦いではない。知覚の戦いなのである。」
これは「売れるもマーケ、当たるもマーケ」という本の1節です。
歯科業界バージョンに変更してみるなら
「新しい患者さんを集客する要素とは治療の質ではない。HPや口コミの充実化である。」
物凄く暴論だと思われるかもしれませんが、これは事実です。
だからこそGoogleの口コミは、新しい患者さんに来てもらうということにおいては非常に重要です。
例えば、どこか旅行に行った際にご飯を食べるところはどうやって探しますか?
私はまず食べログのような【まとめサイト】を利用します。
そこで評価が高くて、具体的な口コミが入っている店舗を探します。
あとは今だと個室があったり、感染対策がしっかりされていそうなお店を選びます。
歯医者を選ぶ時も同じです。
今では【EPARK】や【メディカルドック】などのまとめサイトがあります。
そちらである程度当たりをつけて、ホームページを確認して自分の受けたい診療項目があるかどうかを確認します。
そして最終的には口コミや、周りのママ友の話などを参考にして歯医者さんを選びます。
口コミという客観的な他人の意見を頼りに、判断する方は沢山いるんです。
では口コミを増やして、かつ良い口コミを書いて貰うにはどうすれば良いでしょうか?
今回私は非常に良いサービスを見つけたので、紹介させて頂ければと思います。
ヒーローイノベーションのクチコミ獲得ツール
このツールの一番の特徴は「歯科業界初、Googleアカウントとクチコミ・アンケートシステムを連携可能」だというところです。
患者さんが自然に良い口コミを書いてくれることってどのくらいありますか?
私は、よほど自分の基準を超えた素晴らしい体験をしない限りは、自主的に良い口コミを書くことは少ないと思っています。
もしくは口コミを書くことで何らかのプレゼントが貰えるなどの、行動に対する対価が無いと人は動きません。
でも、悪い口コミはこちらからお願いしなくても書いてくれます。
その結果何も対応しない場合、悪い口コミの比率が高くなり、先生方は悩まされることになります。
サクラを使って良い口コミを増やしている方もいると思いますが、結局ばれます。
なぜならサクラでコメントを入れる方の多くが、他に口コミを書いていない口コミ初心者だからです。
たまに、1年近く沖縄付近の口コミしか書いてないのに、突然千葉県の歯医者の口コミを書いている方などいますが、高い可能性でサクラでしょう。
そのように良かれと思ってやったことで墓穴を掘らないためにも、正当な方法で良質な口コミを書いてもらうことが必要なんです。
それが可能になるのが、クチコミ獲得ツールとなります。
それではどのようなシステムで口コミを獲得するのでしょうか?
クチコミ獲得ツールの内容を説明します
初期導入する際に下記のサービスを受けられます。
- Googleマイビジネス取得サポート
- クチコミ・アンケート管理アカウントの発行
- 取得したGoogleアカウントとクチコミ・アンケートシステムの連携
- 初期アンケート作成・設定代行
この中でも重要なのが、Googleアカウントとクチコミ・アンケートシステムの連携です。
私がオーダースーツを始めて購入したとき、このシステムと全く同じものに出会いました。
そのときの流れをお伝えします。(購入して2ヶ月後に商品を受け取るところから)
- 仕立てて貰ったスーツを試着してもらう
- 「似合ってます~!!!」と2人ないし3人がかりで徹底的に褒める
- 私を椅子に座らせる
- 私に名刺を渡して「アンケートに答えて頂けますか?」とQRコードを読み取らせる
- アンケートに答えている間もスタッフさんが近くにいるので、良い評価を選びやすくなる
- アンケートに答えて、☆をいくつか選んだら、「Googleにも評価を載せてよろしいですか?」と聞かれる
- 「はい」を押すと自動的にGoogleの口コミに反映される
このシステムの素晴らしいところは、日本人が古来から持っている「断れない性格」を上手く利用していることです。
顧客がある程度高い商品を購入した場合、徹底的に褒めたとしても気分を悪くする方はほとんどいません。
素直に喜んでくれる方が大多数です。
その直後に「簡単に終わるアンケート」を「今後のサービスをより良くしていくために」という理由でお願いされる場合、半数はそのお願いを聞いてくれます。
そして自動的に良質なGoogleの口コミが書き込まれます。
この流れを歯科にも取り入れたいと考えています。
ですがただシステムを導入すれば良いわけではありません。
自分のクリニックに適したマニュアルを作成
歯科医院で導入する場合、医院毎にマニュアルを作成しましょう。
例えばですが、まずターゲットを決めます。
私は自費の治療を選ばれた患者さんに積極的に進めていこうと考えています。
なぜなら自費の治療を選ばれた患者さんはアンケートに答えてくれる可能性が高いからです。
患者さんは、「高いプランを自ら選んで、良い治療をして貰った」という、満足感を持っています。
自費治療での利益率の高い金額を頂いているので、多少チェアタイムが伸びても採算は合いますし、患者さんは通常よりも心を開いている状態です。
スタッフがしっかりとアンケートに答えて貰う意味を伝えれば、ご理解頂けるはずです。
他にも医院によってはお願いしやすい患者層が変わってくると思います。
「定期的に検診を受けてくれてラポールの取れてる患者さん」や「小児を預けてしっかり時間をとって来てくれている主婦の方」など考え方はそれぞれです。
ターゲットが決まれば、アプローチのかけ方や説明手順なども作成しましょう。
そして一番重要なことがあります。
それはスタッフが全員同じ考えを持って適切に実行できるようにすることです。
しっかりと独自のマニュアルを作成して、スタッフ全員と共有しましょう。
気を付けなければならないこと
だからといって、良い評価を得て良い口コミが増えれば、売り上げがあがるわけではありません。
新しい患者さんを他の医院で通わせないように、定着させる必要があります。
そこはやはり、医院自体の質の高さが重要になります。
治療の質、スタッフの質、他にもいろいろな要素がありますが、患者さんが「この医院ならずっと通いたい」と思えるようにしなければいけません。
「新しい患者さんが増えて」、「その患者さんが定着して」始めて、盤石な歯科医院が出来上がります。
院内の充実も絶対に必要だということを忘れないようにしましょう。
最後に
口コミツールのURLを記載しておきます。
ちなみにこちらから飛んで頂いても、1円も私には入りませんのでご安心ください。
新患を長期で増やしていくのなら、口コミの整備・充実は必須です。
コメント
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